ノストラダムス

わたしは、1962年の生まれです。

わたしが小学生の高学年の頃、ノストラダムスの大予言というのが流行りました。

当時は、日テレの矢追純一さんというプロデューサーがいらして、UFOなどいわゆるオカルトものの番組を沢山手掛けていました。

また、どこのテレビ局だったか忘れましたけどユリ・ゲラーというイスラエルの人だったか、彼は超能力者という触れ込みで、スプーンを優しく触れるだけで曲げたり、止まって動かなかった時計を念ずるだけで動かしたり、そういう能力をテレビで披露したりしていました。

そういう番組が受ける時代だったんですね。

で、ノストラダムスの話なのですが、ノストラダムスというのは人の名前です。

ルネサンス期のフランス人で、医者でもあり、詩人でもあり、他にもたくさんの学問を修めた人のようです。

それで、彼の詩が、抽象的で難解らしいですが、数々の世の中の出来事を言い当てているということで、予言者としての評価もあったようです。

その彼の予言詩(とここではしておきます)の中に、人類は20世紀末に滅びる、というのがあるということで、わたしたちが小学生高学年の頃随分話題になったんです。

で、当時の友だち2人と、本当に人類が滅亡するか確認しようということで、2001年の正月に、当時通っていた小学校で再会を約束したのです。

20世紀末に滅亡するという予言なのに何で2001年?と疑問を持たれた方もいらっしゃると思いますが、先述しましたように抽象的な詩だということで、解釈の余地があると当時出版されていた本に書いてあったんです。それでマージンをみたということです。

みなさんご存知の通り人類は滅亡せず、もうすぐ2025年を迎えようとしているわけですが、ともあれ2001年の約束の日(1月3日)にわたしたちは再会しました。

約束した当初、わかりやすいように正月で、とはなったのですが、元旦は家族とすごだろうということで2日になりそうだったんだと思います。ところがわたしは、お正月の2日は毎年母の実家に集まって、おじさんおばさんたちからお年玉をもらって、いとこたちと遊ぶというのが恒例になっていましたので、それで2日を3日に変えてもらったという経緯があったと思います。人類滅亡なんだかんだと言っている割には長閑な話ではあります。でも、こどもが考えることなんで・・・。

それから約20年の間の間、この約束は覚えてましたね。

そして、2001年の1月3日にわたしたちは再会をしたのでした。

当然お酒を飲める年齢になっていたので、駅の近くの居酒屋に行ったように記憶しています。

その時に、特にノストラダムスとは関係なく、次は25年後かなと言う話になり、それが今度の正月というわけなんです。

3人のうちの1人から連絡がありました。彼とは、その後も何回か会って飲んだりしていました。ここのところご無沙汰していますが。

もう一人がどうなっているのかがよくわからないのですが、わたしはそいつも来ると信じています。

声をかけてくれた友だちは、レンタカーを借りてあると手紙に書いてあったけど、どこに行くつもりなんだろう?

まさかあの世!?

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